ターミナルタブ
ターミナルタブ は、tessoa 内でコマンドラインのシェルを実行するタブです。ファイルタブと並べて開けます。
Windows、macOS、Linux で利用でき、有効なライセンスが必要な 有料機能 です。
ターミナルタブを開く
2 つの入口はどちらも右クリックメニューの ▸ サブメニューです。ポインターを合わせると、このコンピューターのシェルを表示し、シェルをクリックするとタブを開きます。
| メニュー項目 | 右クリックする場所 | 開始フォルダー |
|---|---|---|
| ここでターミナルタブを開く(Open terminal tab here)▸ | ファイル領域の空白 | 右クリック時に閲覧していたフォルダー |
| 新しいターミナルタブ(New terminal tab)▸ | タブバーの空白 | そのグループで最後に使ったファイルタブのフォルダー |
候補の順序は固定で、先頭が既定のシェルです。
| システム | 候補 |
|---|---|
| Windows | PowerShell 7、Windows PowerShell、cmd、Git Bash、各 WSL ディストリビューションの順 |
| macOS / Linux | デフォルトシェル(Default shell)($SHELL の指定先)、bash、zsh、fish の順 |
macOS の Homebrew でインストールしたシェルも検出します。これらはシステムの既定の検索パス外にあり、通常、ダブルクリックで起動したアプリからは見えません。シェルを 1 つも検出できない場合は、親項目が無効になり、使用できるシェルがありません(No shell found) と表示します。
開始フォルダーを使えない場合は、メニューが提示したフォルダー、グループの直近のファイルタブのフォルダー、ホームフォルダーの順に代替を探します。フォルダーを使えなくてもメニュー項目は無効にしません。開始フォルダーは右クリック時に確定するため、メニューを開いたまま別の場所へ移動しても変わりません。
有効なライセンスがない場合、2 つの項目は灰色ですが、クリックには反応します。 ツールチップは ターミナルタブの利用にはライセンスの有効化が必要です と表示します。クリックすると 解除する(Unlock) ボタン付きの通知が現れ、ボタンから 情報(About)› ライセンス を開けます。ライセンスが期限切れになっても、既存のターミナルタブには影響しません。ターミナルの再起動とセッション復元も引き続き動作します。
ファイルやフォルダー自体の右クリックには、この項目はありません。背景メニューの ターミナルで開く(Open in Terminal) は、tessoa の外にシステムのターミナルウィンドウを開く別の操作です。Windows では、同じ候補を持つシェルのサブメニューですが、結果が外部ウィンドウになります。macOS と Linux では単一項目のままです。
実行していない状態
文字グリッドが空の間は、画面中央の数行のメッセージ自体をクリックできます。ポインターを合わせると背景が現れ、任意のキーでも同じ操作になります。次の 3 状態で文言が異なります。
| 状況 | 画面中央の表示 |
|---|---|
| セッションから復元 | クリックまたは任意のキーで起動、その下に 作業ディレクトリ:… |
| プロセス終了 | プロセスが終了しました(終了コード N)(コードがない場合は プロセスが終了しました)、続いて クリックまたは任意のキーで再起動 |
| 起動失敗 | 赤色の理由:使用できるシェルがありません、作業ディレクトリが存在しません(ドライブの取り外しやフォルダー削除後のセッション復元など)、または 起動に失敗しました: とシステムの理由。その後に クリックまたは任意のキーで再試行 |
終了時に出力が残っている場合は、読む内容を隠さないよう、このメッセージを表示しません。再起動にはタブの右クリックの ターミナルを再起動(Restart Terminal) を使います。バッファをクリア(Clear Buffer) を一度実行すると、中央のメッセージが再び現れます。
ターミナル内の操作
入力方式の未確定文字列はカーソルの下に表示され、確定後にだけターミナルへ送られます。斜体、取り消し線、下線のスタイル、結合文字、絵文字に対応しています。文字のスタイルやカーソルの形状は、実行中のプログラムが指定します。
| 操作 | 方法 |
|---|---|
| テキストを選択する | マウスでドラッグします。ダブルクリックで単語を、連続して 3 回クリックすると行全体を選択します。 |
| 長い行を選択する | 幅を変えると長い行が折り返し直されます。連続して 3 回クリックすると論理行全体を選択し、コピー時には表示上の折り返しによる改行を追加しません。 |
| 過去の出力を読む | ホイールまたは右側のスクロールバーを使います。選択範囲を上下端の外へドラッグすると、履歴のスクロールが続きます。 |
| vim や htop などを操作する | プログラムがマウス入力を有効にすると、クリック、ドラッグ、ホイール操作をそのプログラムへ渡します。 |
| プログラムがマウスを使う間にテキストを選択する | Shift を押しながらクリックまたはドラッグします。Shift を押しながらホイールを操作すると、ターミナルの履歴をスクロールできます。 |
ターミナルの出力を検索する
- Ctrl+Shift+F、macOS では ⌘+F を押します。
- 検索する文字を入力します。現在の画面と保持されている出力履歴が対象です。
- 検索欄で Enter または F3 を押すと次の一致へ移動します。Shift を同時に押すと前の一致へ移動します。
- 検索欄で Esc を押すと検索を閉じ、ターミナル入力に戻ります。
大文字と小文字の区別、単語単位、正規表現の検索に対応しています。検索欄にフォーカスがある間、入力は検索に使われ、シェルへは送られません。本文をクリックすると入力先がターミナルに戻り、検索バーは残ります。別のタブに切り替えると検索バーを閉じます。
リンクを開く・コピーする
ターミナルは URL とプログラムが出力するハイパーリンクを認識します。Ctrl を押しながらクリックすると開きます。macOS では ⌘ を使います。リンクを右クリックし、リンクをコピー を選ぶとアドレスをコピーできます。通常のドラッグはテキスト選択になります。
Web とメールのリンクはシステムの既定のアプリで開きます。ファイルのリンクは tessoa で処理します。フォルダーは新しいタブで開き、ファイルは親フォルダーを開いて選択します。ファイルを直接実行することはありません。
ターミナルの右クリックメニュー
ターミナルタブには専用の右クリックメニューが 2 つあります。文字グリッド では次の項目を表示します。
| メニュー項目 | 動作 |
|---|---|
| コピー(Copy) | 選択したテキストをコピーします。選択がない場合は無効です |
| 貼り付け(Paste) | クリップボードのテキストをシェルに送ります |
| すべて選択(Select All) | 履歴を含めてすべて選択します |
| バッファをクリア | カーソルの行を残し、画面と履歴を消します |
リンク上でこのメニューを開くと、リンクをコピー も表示します。
ターミナルタブ自体 を右クリックすると、終了操作のほかに ターミナルを再起動(同じシェルで再起動)と 別のシェルで再起動(Restart with Shell)▸(同じ候補のサブメニューから別のシェルで再起動)があります。ブックマークにするパスを持たないため、ブックマークの項目はありません。
ターミナル内のショートカット
以下は既定のショートカットです。設定 → キーボードとマウス → キーボード → キーボードショートカット の ターミナルタブ グループで変更できます。
| 操作 | Windows / Linux | macOS |
|---|---|---|
| コピーして選択を解除、選択がない場合は割り込み信号 | Ctrl+C | 割り込みには Ctrl+C、コピーには次の行のキーを使います |
| 選択を維持してコピー | Ctrl+Shift+C / Ctrl+Insert | ⌘+C |
| 貼り付け | Ctrl+V / Ctrl+Shift+V / Shift+Insert | ⌘+V / ⌘+Shift+V |
| すべて選択 | Ctrl+Shift+A | ⌘+A |
| 検索 | Ctrl+Shift+F | ⌘+F |
| バッファをクリア | 未割り当て。設定で割り当てできます | ⌘+K |
| 新しいタブ | Ctrl+Shift+T | ⌘+T |
| 前 / 次のページ | Shift+PageUp / Shift+PageDown | Shift+PageUp / Shift+PageDown |
ターミナルのショートカットを変更する
- キーボードショートカット を開き、ターミナルタブ グループを探します。
- 変更する操作をクリックし、希望するキーの組み合わせを押します。
- その行の競合表示を確認します。割り当ての解除や既定値への復元には、行末の 解除 または 既定 を使います。
ターミナルのショートカットにはキーボードのキーだけを指定できます。Ctrl+Tab と Ctrl+Shift+Tab はタブの切り替え用で、割り当てできません。
シェルの制御キーと重複 は、そのキーをシェルに渡さず、ターミナルの操作に使うことを示します。全体ショートカットとの重複も警告され、影響する全体操作には ターミナルタブでは無効 と表示されます。設定を開くショートカットは常に優先されます。
既定では Ctrl+L と Alt+F をシェルへ渡します。Windows / Linux の他の Ctrl+Shift、macOS の ⌘ の組み合わせは、ターミナル側で使われていなければ全体操作に使えます。表と説明は既定の割り当てに基づきます。変更後は設定ページを確認してください。
タブとしての動作
- タイトルは シェル · フォルダー です。フォルダーは作成時のもので、ターミナル内の
cdでは変わりません。 - ファイルタブと同じように、並べ替え、別ペインへの移動、新しいウィンドウへの切り離し、分割ができます。
- セッションに保存します。 再起動後も各ターミナルタブは残りますが、プロセスは自動起動しません。空のグリッドと中央のメッセージを表示し、履歴は保存しません。記録されたシェルがアンインストールされていれば、フォルダーを維持して既定のシェルを使います。
- ターミナルから新しいタブを開くとき、新規タブのフォルダー(New Tab Folder) が 現在のタブに合わせる(Match Current Tab) なら、現在の作業フォルダーを開きます。シェルの報告を優先し、次に画面のプロンプトから読み取ります。oh-my-posh や starship などの独自プロンプトで、どちらも取得できなければ作成時のフォルダーを使います。
- アドレスバーと下部バーはありません。グリッド上の見出し行にシェル名と作業ディレクトリを表示しますが、クリックはできません。ビュー切り替えと拡大・縮小も適用しません。
レイアウトを切り替えても、実行中のターミナルはバックグラウンドに残り、元に戻すと引き続き使えます。切り替えや削除によってターミナルが終了する場合は、先に確認します。
ファイルタブとの役割の分離
ファイルタブのフォルダーと、ターミナルの作業ディレクトリは連動しません。 ターミナルは作成時に一度だけフォルダーを引き継ぎ、その後は独立して変化します。ファイルタブの移動はターミナルを cd させず、ターミナルの cd もファイルタブを移動しません。
ファイルのパスを挿入する
- ターミナルのシェルを起動します。
- ファイル一覧や別のアプリから、1 つ以上のファイルをターミナルの本文へドラッグします。
- 挿入されたパスを確認してコマンドを完成させ、準備ができたら Enter を押します。
ドラッグでは絶対パスだけを挿入します。ファイルのコピーや移動、コマンドの自動実行は行いません。複数のパスは空白で区切られます。タブで選択したシェルに合わせて引用符やエスケープを付け、Git Bash と WSL ではパスの形式も変換します。起動前やプロセス終了後はパスを挿入できません。
配色と文字のコントラスト
設定(Settings)→ プレビュー(Preview)→ ターミナルタブ(Terminal Tab) で変更できます。
| 設定項目 | 動作 |
|---|---|
| ターミナルの配色(Terminal Color Scheme) | テーマに合わせる、Campbell、One Half Dark、One Half Light、Solarized Light から選びます |
| 文字のコントラストを自動で上げる(Increase Text Contrast Automatically) | 背景色に近すぎる文字を、暗くまたは明るくします |
| Option キーをメタキーとして使用 | macOS のみ。既定はオフです。有効にすると Option と文字キーで Esc とその文字を送ります。無効の場合は Option による特殊文字の入力を維持します。 |
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