プログラムから開く
プログラムから開く(Open With) は、ファイルを開けるプログラムを一覧にするメニューです。上部にシステムの推奨プログラム、下部に自分で固定したプログラムを表示します。
Windows、macOS、Linux のすべてで利用できます。候補の取得元と末尾の操作はシステムによって異なります。システムごとの違いを参照してください。
サブメニューの構成
ファイルを右クリックし、プログラムから開く にポインターを重ねます。サブメニューには、上から次の 4 区分があります。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 既定のプログラム | 現在そのファイル形式に関連付けられているプログラムです。行末に 既定(default) と表示します。 |
| システムの推奨 | 関連付け情報に登録された他のプログラムです。上に区切り線はありません。 |
| 固定したプログラム | 区切り線の下に、設定で固定したプログラムを指定した順に表示します。 |
| 末尾の操作 | 別のアプリを選択…(Choose another app…) は Windows のダイアログを開く Windows 専用 項目です。「プログラムから開く」を管理…(Manage Open With…) は全システムで設定ページを開きます。 |
各行の左にはプログラムのアイコン欄があります。現在、アイコンを表示できるのは Windows だけです。取得に時間がかかる場合は欄を空け、文字の位置を変えずに後から表示します。
候補は サブメニューにポインターを重ねた時点 で調べるため、初回は少し時間がかかる場合があります。各ファイル形式の取得は起動ごとに 1 回だけで、以後はすぐに開きます。
候補がない場合
| 状況 | サブメニューの表示 |
|---|---|
| 選択したファイルの種類が異なる | 上の 2 区分の代わりに、薄い文字で 選択したファイルの種類が異なります(Selected files are of different types) と表示します。下部は変わりません。 |
| その形式の登録がない | 上の 2 区分の代わりに、薄い文字で 登録されたプログラムがありません(No registered program) と表示します。 |
| 固定したプログラムがない | 下部に薄い文字で 固定したプログラムはまだありません(No pinned programs yet) と表示します。 |
| 対象がフォルダー | プログラムから開く 自体を表示しません。 |
薄い文字の行は説明であり、クリックして実行する項目ではありません。
既定の関連付けを変えるには、Windows の「別のアプリを選択…」を使います。Windows はアプリによる無断の関連付け変更を認めないため、このサブメニューに「常に使用」はありません。システムのダイアログにある 常にこのアプリを使う のチェックで変更します。macOS と Linux にはこの項目がないため、Finder の「情報を見る」やシステムの既定アプリ設定を使います。
プログラムを固定
固定すると、システムの関連付けとは独立した順序で、下部にプログラムを表示できます。設定の 右クリックメニュー → メニューの内容 に プログラムから開く ページがあります。サブメニュー末尾の 「プログラムから開く」を管理… も同じページを開き、右クリックした拡張子をあらかじめ選択します。
- 設定を開き、右クリックメニュー → メニューの内容 の プログラムから開く をクリックします。
- 適用範囲(Applies to) で すべてのファイル(All files) を選ぶか、+ 拡張子(+ Extension) をクリックして拡張子を入力します。入力例は 例: .psd(e.g. .psd) です。
- + プログラムを追加(+ Add a program) をクリックし、一覧から選びます。上の検索欄でプログラム名を絞り込めます。
- 行末の ↑ / ↓ で並べ替え、× で削除します。
固定がない場合は、固定したプログラムはまだありません。固定すると、右クリックの「プログラムから開く」の下半分に、システムの並び順ではなく自分の並び順で表示されます。 と表示されます。
同じプログラムを拡張子別と すべてのファイル の両方で固定しても、拡張子別の位置に 1 回だけ表示します。システムの推奨にも含まれる場合は、固定した行だけを表示します。
拡張子別の固定は、全ファイル共通の固定より上に並びます。.psd 専用に固定したプログラムは、すべてのファイル向けのプログラムより先に表示されます。同じ区分内の順序は、各行末の ↑ / ↓ で変更します。
サブメニューのオプション
ページ下部の サブメニューのオプション(Flyout options) で、上部の長さを調整できます。
| 設定項目 | 作用 |
|---|---|
| システムが推奨するプログラムを表示(Show programs the system recommends) | オフにすると、既定と固定したプログラムだけを表示します。 |
| 最大表示件数(Show at most) | 3、5(既定)、8、すべて(All) から選びます。既定のプログラムの行も件数に含みます。 |
上限を超えたプログラムも失われません。Windows では 別のアプリを選択… から利用でき、他の 2 システムでは上限を増やすと再表示されます。
固定したプログラムは、設定フォルダーの config.ini にある openwith_pin 行に保存します。ページ下部にも保存先が表示されます。
システムごとの違い
サブメニューの見方と固定方法は全システムで共通です。上部の候補の取得元と、末尾の操作が異なります。
| システム | 推奨プログラムの取得元 | 末尾の操作 | アイコン |
|---|---|---|---|
| Windows | システムのファイル形式の関連付け情報です。 | 別のアプリを選択… と 「プログラムから開く」を管理… | 表示します。 |
| macOS | システムの Launch Services です。Finder の「このアプリケーションで開く」と同じ候補です。 | 「プログラムから開く」を管理… のみ | 現在は未対応です。欄は空のままで、行の高さを保持します。 |
| Linux | freedesktop の MIME データベースと、プログラムが登録した .desktop 項目です。 | 「プログラムから開く」を管理… のみ | 現在は未対応です。 |
他の 2 システムには、プログラムから呼び出せる同等のシステムダイアログがないため、別のアプリを選択… は Windows にだけ表示されます。操作できない項目は表示しません。
Linux では、利用できる場合は gio launch(libglib2.0-bin に含まれます)で起動します。利用できない場合は .desktop の起動コマンドを直接読み取ります。どちらでも起動できます。
カスタムコマンドを使う場合
カスタムコマンドでも、VSCode で開く項目などを作成できます。用途に応じて選びます。
| 目的 | 使用する機能 |
|---|---|
| 選択したファイルをプログラムで開く | プログラムから開く を使います。プログラムを指定するだけで、引数の入力は不要です。 |
| 引数を渡す、表示条件を限定する、コマンドラインを実行する | 名前、プログラム、引数、対象を指定できるカスタムコマンドを使います。 |
表示位置も異なります。カスタムコマンドは右クリックメニューの最下部に独立した区分として並び、固定プログラムはシステムの推奨と同じサブメニューに並びます。